まるで一昔前のボーイスカウトか、探検隊が使うかのような何とも古臭い水筒。 今時こんな水筒を使ってる人は殆ど居ないだろう。 メーカーはエバニュー、素材はアルミで容量1.2L。 これは、かつて自分が使っていた物という訳ではなく、昨年1月のキャンプにて思うところあり その直後にオークションで手に入れた物だが、これを首からぶら下げて山を登るつもりどころか 飲み水を入れるつもりでもない。 では何故こんな物を手に入れる気になったかというと・・・ 水筒の上面に折畳み式の取っ手が付いているのである。 何故、水筒に取っ手が付いているのかというと、これは・・・ その名も" Canteen & Kettle " そう、ヤカンとして使うことも出来る水筒だからなのである。 実際のところ取っ手は無くても何とかなるのだが、水筒の飲み口の角度は重要なポイントである。 この手の形の水筒は平に置いた状態で飲み口が横を向いている物もあるが、それだと水を入れても こぼれてしまうので、ヤカンとしての機能を備えるならば真上、もしくは斜め上を向いて いなければならない。 「お湯を沸かすならクッカーかヤカンでいいじゃん」と言う声も聞こえて来そうだが 湯を沸かすのは単なる過程であり、真の目的は更にその先にある。 勘の良い人なら既に察しが付いていたであろうが、この水筒を「湯たんぽ」として 使おうという腹積もりである。 昨年1月のキャンプにおいて、寒さ対策としてマルカの金属製湯たんぽ(小・2.5L)を使った。 この時、湯たんぽに水を入れ直火に掛けて温めたのだが、どうやら直火に掛けるのはこのタイプの 湯たんぽにとっては余り宜しくないらしい。 まぁ、それほど頻繁に直火に掛ける訳ではないので大丈夫な気もするが、一応大事を取って別の物で 沸かすとしても、2L以上の水を沸かすとなるとそれなりの大きさの鍋かヤカンが必要になる。 生憎手持ちにそんな大きな物は無いし新たに買い足すつもりも無い上、この湯たんぽは少々大きく 嵩張るようにも感じたので、他に何かもう少し小さくて良さそうな物は無いかと考えていた所 この水筒を見つけたという訳である。 が、しかし 季節は巡り巡って一回りを超えてしまい、どうやらもうとっくに春である。 お試しは気が変わらなければ「次の冬」にでも・・・。
by swedishcooker
| 2009-03-31 21:35
| ■道具
|
カテゴリ
新年初焚き 気がつけば霜月 初春の躊躇い 相も変わらず 年、明けて候 森への入口 飛んで火に入る夏の虫 再始動! 我慢限界 ソロ初め2008 前門の虎後門の狼 晩秋キャンプ? 初冬キャンプ? 空の機嫌と休みのタイミング それは唐突に ■道具 ┗スウェーデン飯盒 その他 以前の記事
2012年 05月
2012年 02月 2012年 01月 2011年 11月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 検索
タグ
スウェーデン飯盒
非常持ち出し袋
ファイヤースチール
LOGナイフ
Bug-out Bag
自作シース
スウェーデン軍メスキット
Swedish Army Mess Kit
モンベルSSバロウバッグ#5
プリミティブスキル
Mora Knife
バグアウトバッグ
ネイチャーストーブ
スプーンカービング
ステンレス製
Bow Drill
スウェーデン軍レーション
座椅子
ククサ
Kokkärl m/40
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||