Mora Knifeを網羅する!(汗) って訳ではないんだけど・・・ 何故か心惹かれるものがあって少々増えてしまった。 Mora KnifeはスウェーデンのMoraという街で作られるナイフのこと。 日本では「モラ」とか「モーラ」と呼ばれているが、スウェーデン人が言うと「ムーラ」に 近い発音らしい。 代表的なメーカーにFrosts社(1891年創業)とKJ Eriksson社(1912年創業)があったが、この2社は 合併し多国籍企業(中華系?)に買収されてしまったとか? 現在はMora of Swedenという社名で製造販売が続けられているが、同社の1ブランドとして Frostsの名前が復活している。 KJ Eriksson社のオフィシャルサイトは既に消えてしまっていて、Web Archiveなどを使えば その一部を見ることが出来るが、Frosts社のサイトは消えずに現在もちゃんと存在している。 これは全くの個人的な想像なのだが、Frost's社のサイトが残っているのは企業買収に反感を 持っている関係者の「ささやかな抵抗」を表しているような気がしてならない。 一口にモラナイフと言ってもその種類は様々。 木製ハンドルや合成樹脂製ハンドルに炭素鋼・積層鋼・ステンレスなどのブレードを組み合わせた ヴァリエーションを多く見掛けるが、Mora of Sweden社の物一部と古い物や小規模な ナイフメーカーの物には、木と金属パーツを組み合わせたハンドルの物などもある。 (ヴァリエーションの全てを取り上げるのは難しいので、興味のある方はコチラを御覧下さい。 また、古いモラナイフに関してはコチラのサイトに沢山掲載されています。) 過去記事で既に登場している物も含めて手持ちの物を御紹介。 ■Craftsmen#740か#760に相当すると思われる物 (Frosts) 旧Frosts社のナイフではヴァリエーションがとても多いクラフツメンの中のひとつ。 最初に手に入れたモラナイフがこのミリタリー・グリーンのスウェーデン軍払い下げ品。 一時期ヤフオクに沢山出ていたこのナイフも、今ではすっかり見掛けなくなってしまった。 ミリタリーショップでならまだ手に入るんだろうか? 同型で色やブレード素材の違う物なら現在もネットで入手可能。 ■Clipper 860MG (Mora of Sweden) ラバーコーティングされた合成樹脂で、上に反った形のハンドルが特徴的なクリッパー。 クラフツメン程ではないが幾つかヴェリエーションがあり、これはその中でもステンレスブレード。 ■#511 (KJ Eriksson) このタイプでフィンガーガードの無い物は510。500シリーズは他に546・546G・556がある。 ハンドルとシースがミリタリー・グリーンなので546Gかと思ったが、ブレードがカーボンなので 511だと思うも確証は無し。ベルトループもシース一体ではなく別パーツになっている。 ■Classic #1 (Mora of Sweden) モラナイフとしてはベーシックなウッドハンドルタイプ。 本当はクラシックでも無塗装ハンドルの「クラシック・オリジナル」が欲しかったので、赤い塗装を サンドペーパーで削り落とそうとしたのだが、思っていたよりも塗料が深くまで染み込んでいて 途中で断念。ちょっとみすぼらしい姿になってしまった。 ■73-164PS (Mora of Sweden) Classic No.1と比べると1回り小さい子供用ウッドカービングナイフ。 ■#120 (Mora of Sweden) ブレードの長さ49mmで、恐らくモラナイフのウッドカービングナイフでは一番小さいタイプ。 刻印はErik Frost MORA SWEDENと、Frosts社創業者の名が盛り込まれている。 Mora of Swedenのサイトを見ると、ウッドカービングシリーズには全て番号の前に「Erik Frost」の 名が付されているが、これらは旧Frosts社時代からの在庫なんだろうか? ■#162 (Mora of Sweden) いわゆる「フックナイフ」とか「クルックナイフ」などと呼ばれるウッドカービングナイフ。 独特な刃の形状はボウルやカップ、あるいはスプーンなどを作る時に内側を丸く削る為のもの。 刻印はこちらもErik Frost MORA SWEDEN とまぁこんな感じで増えてしまったので、もうこれ以上は買わないと心に決めはしたが 今年Mora of Swedenからリリースされた新製品が気になって気になって仕方がないのである。 国内ネットで買えるモラナイフも最近は弾数が減ってきたようです。 ヤフオクで買えるモラナイフ
by swedishcooker
| 2010-06-03 20:00
| ■道具
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